T10 - 世界遺産 ミクロフ、レドニツェ・ヴァルティツェ

T10 - 世界遺産 ミクロフ、レドニツェ・ヴァルティツェ

ミクロフは代表的なワイン生産地であり、町の独特な景観を数世紀に渡り保ち続けているのが、丘の上にそびえる城館です。1249年、プシェミスル・オタカル二世により、最初の城の統治者となったリクテンシュテイン家に封土として城が与えられました。また、16世紀の後半、城主となったディエトリシュテイン家は、1719年に火事に見舞われた城を現在の形へと改修しました。ミクロフの町に属している丘の上の地域は、15世紀の半ばからユダヤ人が住居していた為、後に、この地域にユダヤ人強制収容所が造られることになりました。レドニツェは、ネオゴシック様式の城館と広大な庭園などをもち、北モラヴィアの中でも最も知名度の高い観光スポットです。城の庭園内にある全ての小道はミナレット(高い塔)へと通じています。塔の回廊は60mの高さを誇り、頂上からは田舎の落ち着いた穏やかな風景を堪能できます。ヴァルティツェの町には、中央ヨーロッパの中でも最も荘厳なバロック様式の城館があり、この建物は18世紀の初期に、リクテンシュテイン家伯爵の為に建設されました。城は、英国式庭園に囲まれており、庭の中にはダイアナ教会やネオクラシック様式の建物が立ち並んでいます。レドニツェの町まで、約7kmに渡りシナノキの並木道が続き、レドニツェ・ヴァルティツェ一帯がユネスコ世界遺産に登録されています。

ツアー内容:ミクロフ、レドニツェ&ヴァルティツェ。短時間のワインのテイスティングも堪能頂けます。

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レドニツェ城について

レドニツェ・ヴァルティツェ地方は、ユネスコ世界遺産に登録されており、プラハの北東約240kmの距離にあります。

レドニツェ城の写真:

レドニツェ観光情報

現在のレドニツェの姿は、ジョージ・ウィンゲルミューレルの設計を基に1846~1858年にかけて行われた、ネオゴシック様式への改修工事により造られました。派手なバッロク様式の乗馬学校は、建築家ヨハン・B・フィッシァーによるデザインで、17世紀の後半から残っているものです。町の東側に見える緑色の建物は、P. H. Desvignesの設計に基づき、1843~1845年にかけて造られたものです。

レドニツェ城からそう遠くないディエ川の左岸にあるのは、1801年に創建されたヤン城です。城は、建築家ヨゼフ・ハルトムットにより設計され、外装は元々ハンティング・ロッジをイメージして設計されましたが、最終的に、魅惑的な中世の荒廃地を髣髴させる装飾に落ち着きました。城の間取り図には4つの塔も含まれており、各塔には、正方形のスペースが確保されています。城前方部分のインテリアは、壁画装飾で飾られており、外装とのコントラストが特徴です。

フランス式庭園と、広大敷地を持つ公園により、城の敷地の境界線が形成されており、総面積はチェコ国内で最大規模のものです。園内には、「三美神の聖堂」、「アポロン聖」等々の、見ごたえある数多くの建造物や、緑溢れる公園から突き出たように立っているミナレットの塔があります。ミナレット塔の上からは、この地域一体のなごみのある景色が堪能できます。この単独で存在する塔は、1797年~1804年にかけて、ヨゼフ・ハルトムットの設計を基に建てられたものです。

一般公開されているのは、主に地上階の部屋で、見事な彫刻装飾に覆われています。どの部屋も荘厳なものばかりで、中でも最も美しいのが見事な円状階段を持つ図書館と、優美な天井とトルコ石の床が特徴の玄関ホール、赤の間、青の間です。

ヴァルティツェについて

ヴァルティツェは、プラハの北東240kmにあり、世界遺産に登録されています。

ヴァルティツェの写真:

観光情報

ヴァルティツェは、バッロク様式の手本とも言うべき町で、18世紀の初頭、この地方の3つ町の建築様式は互いに混ざり合い、建築家J.B.フィッシャーにより、よりモダンで斬新なバロック様式が浸透し始めました。1713年以降、この傾向を継いだのがD.マルティネリです。

城内の散策は、気分を爽快にしてくれます。城内の部屋、広間の壁には優美な装飾が施されており、その価値は20世紀の半ばに行われた、大掛かりな修復工事後も全く変わることはありませんでした。

20ほどある部屋の中でも、最も美しいのが「鏡の間」、絵画ギャラリー、礼拝堂、カレル皇子のサロンです。また、各部屋は、見事な壁画で装飾されています。

19世紀に造られた自然公園は、ヴァルティツェの町の魅力を引立て、レドニツェ城の公園と同様、園内には優美な建物がいくつもあります。1832年に創建された華麗な支柱を持つコロナーダ、ローマの「勝利の門」を髣髴させる「ディアナ」またの名を「レンデズヴォウス」と呼ばれる聖堂(1812年)などがご覧頂けます。また、ヴァルティツェ地方はワインの生産でも大変有名です。

 

ミクロフについて

ミクロフは、プラハの東約230kmの距離にある、中世の面影を残す可愛らしい町です。町の主要観光スポットはミクロフ城で、おいしいワインの生産地としても有名です。

ミクロフの写真:

観光情報

“聖なる丘”及び、“山羊の砦”から見える、おだやかな景観、城館の見事なシルエットには、ミクロフに訪れる誰もが圧倒されます。中世の面影を強く残している町の中心地は、1952年に歴史保護地区に指定されました。ミクロフの町の中で、特に際立っているのが、ルネッサンス様式の城館です。

城館内には、郷土資料や、貴重な歴史的展示物が展示されています。また、城内の地下には、巨大なワイン樽、木製のブドウ絞り木梁なども展示されています。ミクロフは、ワイン散策ルートの開始地点でもあり、訪問者はパーラヴァ川沿いに、ワイン文化と伝統に直に触れることができます。

ミクロフの歴史についての文献のほとんどが、この地に昔から住んでいたユダヤ人により書かれたものです。広大なユダヤ人墓地、他の建造物が、ユダヤ人がこの地にもたらした功績を物語っています。また、ミクロフのユダヤ人地区の案内看板にも、彼等の功績・歴史について書かれています。

ミクロフにある最大規模のゴシック様式の建物は、聖ヴァーツラフ教会と、修道学校の一部でもあった、荘厳なインテリアと、フレスコ画で有名なバプテスト派の聖ヤン・クシティテル教会です。町の聖なる丘には「聖セバスチャン教会」、「鐘塔」、「交差点のチェペル」などがあり、17世紀頃、巡礼地として数の多くの信者が訪れました。