T2 - 温泉地カルロヴィ・ヴァリツアー
昔から温泉の源泉地帯と知られていたこの地に14世紀中頃、温泉保養地カルロヴィ・ヴァリが造られました。42℃~72℃の12の源泉があり、中でも一番有名なのが10~15mも吹き上げるヴジードロと呼ばれている間欠泉です。深い森に囲まれたこの名高い温泉町は、600年以上に渡り皇族を始め、世界中の有名な文学作家、役者、音楽家達にリラクゼーション、静養、休養を提供し続けてきました。数々の著名人達が歩んだコロナーダを散策してみたり、町のゴージャスな高級ホテル街や、絵に描いたように美しい公園内に立ち並ぶスタイリッシュなゲストハウスなの景観をゆっくりと楽しむこともできます。カルロヴィ・ヴァリはガラス製品の伝統工芸が非常に盛んな町で、中でもモーゼル社の製品は、最もクオリティーの高い洗練されたものであり、女王エリザベス2世も愛用されていたことで有名です。また、忘れてはならいのが、カルロヴィ・ヴァリの13番目の源泉などと呼ばれている、非常に有名な地元のハーブ・リキュール“ベヘロフカ”です。是非、ご堪能下さい。
ツアー内容:温泉水を汲んで、ゆっくりコ飲みながらロナーダの散策が含まれています。また、ご希望の際は、モーゼル社ミュージアム。ショールーム見学、ヤン・べへール博物館(ベヘロフカの歴史)、温泉入浴、保養地での温泉治療も体験して頂けます。
温泉町カルロヴィ・ヴァリ
カルロヴィ・ヴァリは、プラハから西に約120kmの距離にあり、温泉リゾート地として人気を集めています。
カルロヴィ・ヴァリの写真:
基礎知識
カルロヴィ・ヴァリは(ドイツ語でカールスバート)、チェコ国内で人気、規模ともに一番の温泉リゾート地です。観光産業は町にとって非常に重要な収入源で、年間15~20万人の観光客が訪れます。その内、約70%が世界80カ国から訪れる外国人観光客で、平均滞在期間は2~3日間です。
カルロヴィ・ヴァリは、14世紀中頃、ボヘミア王にして神聖ローマ皇帝カレル4世によって、発見されたと言われています。統治者は、町に様々な特権を与え、それらには保護権も含まれ、軍隊に宿を提供すること拒むことができました。カルロヴィ・ヴァリは敵見方の区別なく、体の治癒、回復、静養に訪れた訪問者を出迎え、住民は温泉町の平穏と規律を保つ事に従事しました。町が誇る12の源泉を目掛け、帝国一族、ロシア皇帝、プロセイン、スイス、ポーランド王室、ペルシア王らも、カルロヴィ・ヴァリを訪れました。また、その後、様々な有名芸術家文化人、詩人、音楽家、哲学者等もこの町を好んで訪れることになりました。
天然温泉は数百年に渡り、健康目的に利用され続け、薬学、診療医学の飛躍的な発展と共に、現代の日常生活の中で、温泉治療がより重要視しされるようになりました。
町にあるコロナーダは、治療目的に飲む温泉水を堪能しながら、ゆったりとした歩行を楽しむ為に造られ、悪天候も気にすることなく散歩に出かけることができるホールのような建物のです。また、コロナーダは、新鮮な空気を求めて散歩に向かう人々の集まる場所としての役割も果たしています。コロナーダの散策は多くの医者が有効なテラピーの手段であると強調しています。
カルロヴィ・ヴァリの源泉には、人間の体が必要とする50以上の成分要素が含まれています。その効能は様々で、消化器系、新陳代謝、歯周病、体調・免疫機能の向上、遺伝・生活習慣病、その他数百の効能が専門文献に書かれています。