T6 - カルルシュテイン&コノピシュチェ城

T6 - カルルシュテイン&コノピシュチェ城

カルルシュテイン城はプラハ市の南西郊外に位置し、知名度、入場客数共にチェコ国内で最大を誇る城の一つです。城は、ボヘミア王にして神聖ローマ皇帝カレル4世によって13世紀に創建され、カレル王の神聖ローマ帝国王即位式の際に使用された贈答品を始め、様々な王族の財宝を保管用の要塞として利用されていました。建築家として高く評価されていた、フランス出身のマティアスは、城の完成を待たずに1352年に亡くなりました。その後の、城の建築工事、内装装飾などの指揮は、神聖ローマ皇帝カレル4世自らが行いました。あまり知られていない事実として、ローマ皇帝は城建設の為に、遥々パレスチナから労働者を雇ったことが記録に残っています。こうして、城は建設開始から約20年後の1365年に完成を迎えました。 コノピシュチェ城は元々フランス風のゴシック様式として創建され、その後、ルネッサンス様式、バロック様式へと次々に姿を変え、19世紀にこの城の最後の城主となったオーストリアのハプスブルク家、フランツ・フェルディナンド皇太子によって本日のルネッサンス様式の姿へと改修されました。また、この皇太子は1914年にサラエボ事件で暗殺されたことでも有名です。城は、膨大な数の狩猟、軍事品のコレクション、広大な英国風庭園が非常に有名です。

 

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カルルシュテイン城について

カルルシュテイン城は、プラハの南西約25kmの位置にあり、チェコ国内で最も人気のある城の一つです。

カルルシュテイン城の写真:

観光情報

カルルシュテイン城は、1348年にゴシック様式の城として建造され、チェコ国内でも他に類を見ないタイプの城です。城は、ボヘミア王にして神聖ローマ皇帝カレル4世によって13世紀に創建され、カレル王の神聖ローマ帝国王即位式の際に使用された贈答品を始め、様々な王族の財宝保管用の要塞として利用されていました。城の巨塔の最上部にある「聖十字架礼拝堂」の創建と共に、1365年に城が完成しました。城は、1480年以降に、後期ゴシック様式に、16世紀後半にはルネッサンス様式へと改修されました。城が現在の姿になったは、19世紀後半に行われた改修工事の結果で、城は、建築家ヨゼフ・モッカーの設計の基、徹底してネオゴシック様式を取り入れました。

丘陵地の上に立つカルルシュテイン城は、周囲を5つの丘に囲まれ、敵軍の侵入を防ぐ万全の立地条件を誇っています。城は、独特な建築計画を元に建てられ、城の各部分ははっきりとした機能分担がされています。例えば、正門「ヴォルシルカ」は、北東からのみ通門することができ、当時の門番は城の訪問者に直に気が付くことができました。

カレル4世は、「聖十字架礼拝堂」の神聖さを保つことを目的に、城内にある全ての礼拝堂で、例え自身の妻と言えども、一切の女性と共に横になったり、寝たりすることを禁止しました。このことがきっかけで、城への女性立ち入り禁止の噂がたったと言われています。カルルシュテイン城の内外装は共に、荘厳なもので、チェコ国内で最も美しい城の一つと賞賛されています。また、城の近くにあるゴルフコースを回ることもできます。

 

コノピシュチェ城について

コノピシュチェ城は、チェコ国内で最も人気のある城の一つで、プラハの北東約40kmの位置にあります。

コノピシュチェ城の写真:

観光情報

城は元々、フランス風のゴシック様式にて創建されました。その後、ルネッサンス、バッロク様式へと次々に改修され、19世紀後半、この城の最後の城主となったオーストリアのハプスブルク家王フランツ・フェルディナントによって、本日のネオゴシック様式の姿へと改修されました。また、この皇太子は、1914年に第一次世界大戦勃発の発端となった、サラエボ事件で暗殺されたことでも有名です。

城の敷地内には、バラ園や、広大な英国式庭園、ラウンジルーム、フランツ・フェルディナントが使用していた部屋、絵画ギャラリー、聖イージー(ジョージ)ミュージアム及び、射撃場(その他に、兵器庫、図書館、チェペル)などがあります。城館内で特に目を見張るのが、膨大な数の狩猟コレクション、歴史的軍事品を含むヨーロッパ最大の収集規模のルネッサンス武具コレクションです。また、コノピシュチェ城のゴルフコースを回ることもできます。