世界遺産 クトナー・ホラ観光ツアー

世界遺産 クトナー・ホラ観光ツアー

クトナー・ホラはユネスコ世界遺産に登録されており、銀鉱山の歴史をなくしてこの町を語ることはできません。かつて、プラハに次ぐほどの繁栄を謳歌し、銀の採掘で得られた収益の多くが首都プラハへと流出していきましたが、クトナー・ホラの町の中にも数多くの重要建築物も建てられました。代表的な建造物としては、聖ヤコプ教会や、中央ヨーロッパでも最大規模の聖バルボラ大聖堂です。ネオゴシック様式で建設されたイタリアン・コートは町の中でも最も価値ある代表的な建物の一つであり、数百年前の当時の文化、技術の様子が展示されています。また、納骨礼拝堂では、無数の人骨が装飾に使用されており、一見に値する観光スポットです。

ツアー内容:聖バルボラ教会、イタリアン・コート、聖ヤコブ教会、納骨礼拝堂

 

歴史ある町クトナー・ホラについて

今尚、中世の面影を強く残すクトナー・ホラは、銀採掘で大繁栄し、聖バルボラ大聖堂、ヤコプ教会、人骨で装飾された納骨礼拝堂などが有名観光スポットです。また、クトナー・ホラは、プラハの東70kmの距離にあります。

 

クトナー・ホラの写真:

観光情報

クトナー・ホラの町の歴史・発展は全て、銀鉱山の発見と共に始り、14世紀から15世紀にかけて、銀採掘が最盛期を向かえ、プラハに次ぐほどの繁栄を謳歌しました。銀採掘の歴史は10世紀にまで遡ります。しかし、この小さな集落ほどしかなかった町の運命が変わるのは、13世紀後半に良質の銀が発見されてからでした。

銀採掘で得られた収益の多くは首都プラハへと流出していきましたが、クトナー・ホラの町の中にも数多くの重要建築物が建造されました。中央ヨーロッパ最大規模を誇る聖バルボラ大聖堂と比べると、その規模などで劣ってしまう聖ヤコプ教会は、街の中でも特に古い建造物です。この教会の建築様式は、聖バルボラ大聖堂の建設にも影響を与え、坑夫の守護聖人として1380年代に建設が始り、1420年代に礼拝堂、クワイヤがようやく完成しました。

16世紀になると銀行脈が枯渇し始め、グロシェン硬貨の製造は1549年を最後に幕を閉じました。17世紀には銀の採掘は危機的な状況で、30年戦争中の際、スウェーデンの侵攻軍には、銀ではなくビールで買収が行われるほどでした。そして、1727年に中央造幣局の閉鎖に至りました。また、クトナー・ホラは1995年にユネスコ世界遺産に登録されました。

納骨礼拝堂:1142年にシトー会修道院が造られ、1278年にはボヘミア王オタカル2世により、使節ハインリヒをエルサレムに派遣されました。ハインリヒは帰還に際してゴルゴダの丘の土を手に一杯持ち帰り、その土を修道院墓地に撒き、 それ以来、この墓地は神聖であるとされ、墓地は中央ヨーロッパ中の知るところとなり、セドレツ周辺のみならず、ボヘミアやポーランド、バイエルンからも埋葬希望者があらわれるようになりました。14 世紀のペスト大流行(1318年には約3万人がこの墓地に埋葬されました。)、また15 世紀のフス戦争では数千人の犠牲者が弔われ、セドレツの墓地はひっきりなしに拡大を余儀なくされました。

15 世紀初頭、ゴシック様式の地上1階地下1階建ての教会が墓地の中央に建てられました。教会の建設工事に伴って埋葬者の一部が掘 り起こされ、亡骸が教会の建物の地下に運び込まれました。大きくなりすぎた墓地の規模を縮小す るため、教会が完成したあとも死者の掘り起こしが続けられ、この作業は1511年の 半盲のシトー会修道士の記録にはじまり、掘り出された人骨は納骨堂に整然と積み重ねられていきました。また、納骨堂は1703年から1710 年にかけて、イタリア系チェコ人建築家のヤン・ブラジェイ・サンティニ・アイヒェル (Jan Blažej Santini Aichel) により、教会地上部分と入り口がボヘミア後期バロック様式に改築されました。今日の納骨堂の人骨を使った内装は、1870年より、スカリツェ出身の木彫家フランティシェク・リントにより制作されました。現在、堂内には、全部で約4万人分の人骨が納められており、この膨大な数の人骨は、礼拝堂の四隅に鐘の形を模って装飾されています。

 

ツアーの設定:

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  • イタリアンコート 閉館 (N/A - N/A) 1 x EUR
  • 聖バルバラ大聖堂 閉館 (2023年12月20日 - 2024年12月20日) 1 x 10 EUR
  • 納骨礼拝堂 閉館 (2023年12月24日 - 2024年12月23日) 1 x 10 EUR
N/A EUR
クトナー・ホラ

クトナー・ホラ

素晴らしいユネスコの町にある素晴らしい教会、大聖堂、ユニークな納品師は、あなたに驚くほどの美しさを誇りに思います。

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